【雑記】ひびきstyle vol.2

こんにちは。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。指揮者@Kです。


コロナウイルスによって世間の音楽サークルは活動休止を余儀なくされて約2ヶ月半が経ちました。

緊急事態宣言も解除され、広島県HPに記載されている感染状況レベルも下がり、活動再開を模索されている吹奏楽団もチラホラ見えてきました。

広島響も活動再開に向けて動いています。

活動再開については、また別途お知らせいたします。


6月に予定していたサマーコンサートも中止となり(広報活動開始前に中止を決定)、鬱憤が溜まっている団員たちは定例オンライン飲み会を開催したり、テレワーク合奏に挑戦してみたり…という自粛生活を送っています。

前向きに捉えれば、新しいことに挑戦できた…とも言えますね。

でも…ああ、早く合奏がしたい!


さて、広島響についての中身を晒していく不定期連載『ひびきstyle(仮)』!

今日も「え…なにこの楽団…気になる…見学しちゃお…」と言ってもらえることを期待しつつ、広島響のやってることを晒していきます!(逆効果になる可能性もある!?)



さて、今回のテーマは、「指揮者と合奏」について。

吹奏楽団にとって根底の話であり、センシティブな部分でもあるこの話題。

この話になると延々と語ってしまいます。酒を飲みながらともなると朝を迎えてしまいます。

「チラシの裏にでも書いてろ」と言われてしまいそうなので、要約部分だけでも覧いただければ(笑)


【要約】

広島響では、常任指揮者を設置していません。

演奏会では、演奏者から交代で2~3人が指揮を担当するスタイルを取っています。

1:「指揮者と演奏者間のコミュニケーションを増やしたい!」

2:「みんなにも指揮を経験してもらいたい!」

という理由からです。

要約は以上!



詳しく(ダラダラと)は以下。

こんな想いを持ってやってます。良かったら読んでやってください。


理由1:「指揮者と演奏者間のコミュニケーションを増やしたい!」

指揮者というのは「そういう役割・立ち位置」なので仕方ないのですが、合奏において指揮者からのトップダウンになりがちです。

それ自体を否定するわけではないですし、コンクールバンド等ではそういう体制を強固にすることが良いこともあると思いますが、広島響の指揮者は別に専門的に音楽や指揮の勉強をしているわけではないので、広島響においてはトップダウンが必ずしも正しい形ではないと思っています。


むしろ

「ここはこう作ったほうがいいんじゃない?」

とか、極端な話をすれば

「ここ、吹けません…(;´Д`)どうしたらいいっすかね?」

くらいの合奏中の発信を演奏者に期待してしまいます(笑)

演奏者から出てくる音楽的な解釈に驚かされることもしばしば。

「なるほど、そういう演奏の仕方もあるのか!」と。

なので、演奏者からの「このフレーズは、こう演奏したい!」という発信を期待しています。


また、長年のコミュニケーションが積み重なった結果、合奏中に指揮を振っていて

「ここでこのパートにガッツリ出てきてもらいたい!」

と思い、そのパートに視線をやったらバチッと目が合い、

「どうせアンタのことだから、ここでこういう吹き方求めてくるんでしょ。ほらよっ」

と言わんばかりの演奏をしてもらう…

というような“阿吽の呼吸”が決まった時の気分の高揚感といったらもう…!たまりません!


そんな感じで指揮者と演奏者とでコメントしあう、さらには言葉に依らない指揮・演奏でのコミュニケーションが取れたら最高だなーと思って指揮を振ってます。

演奏者側も色んなことを考えながら演奏する習慣も付きますし、

一方向ではなく双方向のコミュニケーションを持って音楽創り・アンサンブルができたらとても楽しい…!

その上で意見、解釈のすり合わせをみんなでできていけたら…

これぞ大人の楽団の醍醐味じゃないですかね(*´ω`*)

そんな演奏ができれば、チグハグでも拙くても、まぁいいんじゃないかなぁ…と思ってます。

プロの演奏集団ではないし…と僕は勝手に思っています(笑)


理由2:「みんなにも指揮を経験してもらいたい!」

僕は割と棒を振りたがる方の人間なんですが…

指揮を経験してみてから、演奏における視野がとても拡がりました。

自分がバンドのなかでどういう役割を担っているか、どういう立ち位置にいるのか、より俯瞰しながら演奏できるようになりました。

マジオススメ。

この経験は指揮者兼演奏者の技術向上、ひいては団の演奏クオリティの向上にも繋がる!と思い、

団員に対して積極的に指揮者スカウトをしています。

また、団の新しい色が生まれてくるのでは…という期待もしています。(新しい物好き)

あ、もちろん無理強いはしませんよ。

指揮者は演奏を取りまとめないといけないので、ある程度のリーダーシップは

取っていただかないといけませんし…そういうのが苦手な方もいらっしゃいますからね。

また、パート人員も考慮しますし、演奏者でもあることが前提です。


…ということで、ダラダラ書いてしまいました。

団の方針やら内情やらを晒して、僕の活動自粛による鬱憤のガス抜き広報活動の一環になれば…

とは思っているのですが、内容については思ったことをそのままぶちまけてるので、団員から怒られたら修正します(;´∀`)

あ、それと、当HPが長らく「俺の日記」状態になってしまってるので、なるべく当楽団広報部員を中心に発信してもらうようにします。(たぶん僕もたまに書きますが)


こんな広島響ウインドオーケストラではありますが、団員を広く募集しております!

6月以降は活動再開…?できるかまだ分かりませんが、もし当楽団にご興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら、是非、当HPの「団員募集」ページの「見学申込フォーム」からお問い合わせください!(´▽`*)


団員募集ページは、コチラ


指揮者@K

広島響ウインドオーケストラ

Hiroshima HIBIKI Wind Orchestra 広島でまったり活動中の一般吹奏楽団です。